こんばんは、かきぴーです。

やぁ、楽しんでる?
今日は、半日読書をして過ごしていました。
読んでいたのは、「人生は楽しいかい?」という本です。
今回は、こちらの本についてまとめていこうと思います。
システマを物語形式で学べる本「人生は楽しいかい?」について
以前、紹介した「最強のリラックス」と同じくロシアの軍用格闘術システマの北川貴英先生の本です。
「最強のリラックス」が、システマのリラクゼーションについて書いていた実用書だったのに対して、「人生は楽しいかい?」は小説となっています。
主人公の冴えない男性が、謎のロシア人の男から「指令」という形でアドバイスを貰い、人生の困難を乗り越える術を学んでいくっていう感じですね。
「夢をかなえるゾウ」とかをイメージしてもらえれば、あってると思います。
「人生は楽しいかい?」で出てくる実践的な「指令」の数々について
このロシア人から出る「指令」は、システマのトレーニングから派生したものなんですが、これが驚くほどに実践的なんですよねぇ。
大体は「ゆっくりやる」とか「知る」とか「視点を動かす」とかよくわからない感じなんですが、主人公がやってる内容を参考に、自分でもやってみるとその効果が実感できます。
やったらすぐに違いを感じられるので、個人的にはかなり「即効性」の高い本だと思っている感じですね。
せっかくなので、特に好きな指令を3つほどピックアップしてみます。
特に好きな指令1:ゆっくりやる
「ゆっくりやる」とは、まぁそのままの意味でして、「あらゆる動作をゆっくり丁寧にやってみよう」という指令です。
ゆっくりやることで無駄な緊張が抜け、自分の動作を自ら観察する余地が生まれ、結果的にミスが減ったり、効率的な動きができます。
あまりにも好きなので、自分のミッションステートメントにも含めてしまうほどです。
騙されたと思ってやって見てほしい指令ですね。
特に好きな指令2:距離を測る
「距離を測る」は、「他人と対峙したときの距離感をコントロールしてみよう」という指令です。
僕はかなり緊張しいでして、よっぽど仲の良い人以外と接するとき、かなり緊張してしまいます。
そんなとき、半歩下がってみたり、少しだけ姿勢を変えて正面を避けたりすると、ほんのり緊張が和らぎます。
これも、実際にやってみて効果を感じられた指令です。
特に好きな指令3:呼吸する
「最強のリラックス」でも出てきました、呼吸です。
鼻からすって、口からフーっと吐き出します。
緊張している場面、怒りに囚われそうな場面で、呼吸を意識すると、体が楽になるのを感じられます。
常に7割の力で戦え
「人生は楽しいかい?」は、大学生の頃に読んで、それ以来何度も読み返している本です。
読み返すたびに「あぁ、これ意識して生活できていなかったなぁ」みたいなのが見つかります。
今回読み返していて気づいたのは、「最近の自分、全力を出そうとしすぎてたなぁ」ということです。
力尽きるまで働くことには何の意味もない
「人生は楽しいかい?」 p162,163より
何をやっているときでも必ず『3割の余力』を残す
「全力を出したい」と願い、「全力を出せるはずだ」と自分に期待することで、余計な力みが生じてエネルギーをロスしていましたし、期待値が上がりすぎて自分にがっかりすることが増えていました。
そうではなく、常に7割。
体力やMPは7割切ったら危険信号、結果も7割出れば上出来。
そう思って生きていく方が、長い目でみて、結果も出やすいと思います。
以前読んだときも感動したのを覚えてるんですが、しばらく読んでいないうちに、すっかりと自分の中から抜け落ちていた感覚ですね。
まぁそんな感じで、「人生は楽しいかい?」非常におすすめなので、ぜひ手にとってみてください。
ではまたー。
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