こんにちは、かきぴーです。

あなたは、「沼」という食べ物をご存知ですか?
僕は最近沼生活を始めました。
やってみたらとても良かったので、「究極の減量食、沼」について書いていきます。
究極の減量食「沼」とは?
沼は、youtuber「マッスルグリル」のシャイニー薊さんが考案した究極の減量食のこと。
その実態は「鶏肉とオクラの入ったカレー味の雑炊」です。
見た目が沼みたいだから、沼と呼ばれています。
「シャイニー薊」について
シャイニー薊さんは、フィジーク選手として活躍している人で、バッキバキの体をしています。
沼は、薊さんがボディビルやフィジークのコンテストに向けて減量をする際に、究極まで効率を求めた結果生まれた食事です。
この体が沼を食べてできたと言われると、沼やりたくなってきませんか?
↓この動画のサムネの人。↓
沼が「究極の減量食」と呼ばれる理由
沼の特徴は、丸一日分をまとめて作るところです。
作る際に、材料をしっかりと計量することで、1日に摂取するカロリーとPFCバランスを、完璧にコントロールすることができます。
- ちゃんと計測して沼を作る
- 1日かけて沼だけを食べる
- 完璧な食事制限ができる!
沼メインで生活することで、何も考えないでも完璧な栄養バランスを実現できてしまうんですね。沼すごい。
逆に言えば、ちゃんと計測せずに作ったり、沼以外のものを食べたりすると、栄養バランスが崩れてしまい、減量失敗してしまいます。
決して魔法の食べ物ではないってことですね。
沼のレシピ
レシピは本家の動画を見ていただくのが一番なんですが、時間がない人のために文字でも書いておきますね。
材料などについて
必要な道具
- 10号炊きの炊飯器
- クッキングスケール(食材の計量のため)
材料
- 鶏肉(※要計量)
- 米(※要計量)
- オクラ(10本)
- 乾燥わかめ(おもむろ)
- 乾燥しいたけ(おもむろ)
- SBのカレー粉(大さじ2杯くらい)
- 塩(大さじ1〜2杯くらい)
- 水(2リットルくらい)
鶏肉と米の分量は、目指す摂取カロリーとPFCバランスによって変わってきます。
おもむろなやつは、おもむろに一掴みくらい入れれば良いです。
分量の計算
分量の計算方法は、以下になります。
- 除脂肪体重を知る
- 基礎代謝を調べる
- 目標カロリーを設定する
- 沼計算機に目標カロリーを入力する
まず、除脂肪体重を知りましょう。
基礎代謝を計算するときは、単純な体重ベースではなく除脂肪体重をベースに考えた方が正確です。
筋肉ゴリマッチョの70kgと、ぶよぶよの70kgだったら、筋肉ある人の方が基礎代謝が高くなります。
僕の場合、体重75kg、体脂肪率20%くらいなので、75x(1-0.2)=60kg が除脂肪体重です。
次に除脂肪体重をベースに、基礎代謝を計算します。
基礎代謝の計算は、こういったサイトを使うと簡単にわかります。
基礎代謝がわかったら、目標の摂取カロリーを決めましょう。
薊さんによると、ゆるやかに痩せたい人は基礎代謝の1.1倍〜1.2倍くらいのカロリーでつくると良いそうです。
早く痩せたい人は、基礎代謝ジャストか、基礎代謝をわずかに下回る(0.8倍〜0.9倍)くらいで作ると良さそう。
僕は、早く痩せたいので、基礎代謝とほぼ同じの1700kcalベースで作っています。
さいごに、目標カロリーがわかったら、沼計算機に突っ込めば、分量が出てきます!
(沼計算機は、非公式ツールです。ファンが勝手に作ったっぽい。)
二回目以降は、同じ分量で作ればOKです!
作り方
- 米を測って炊飯器に入れます。
- オクラ、乾燥わかめ、乾燥しいたけ、カレー粉、塩をおもむろに入れます。
- 水を入れます。
- 鶏肉の皮をはいで、計量し、炊飯器にいれます。
- 炊きます
- 8時間放置
- 完成!
文章にすると長いですが、基本的に材料を計量して、ぶち込むだけです。
しっかり放置しないと米が膨らまなかったり、鶏肉がほぐれなかったりするので、8時間放置するのは結構重要です。
夜寝る前に作っておき、次の日の朝から食べるのがおすすめの運用方法です。
沼の味について
沼は見た目がすごく悪いので、まずい食べ物だと思われがちです。
僕も食べるまでは「美味しくなさそう」と思っていました。
でも実際に食べてみたら、「カレー味の雑炊」って感じで、普通に美味しかったです。
特に鶏肉がうまい。
カレー味というのがポイントみたいで、意外と飽きがこない味をしています。スパイスすごい。
「感動する美味さ」ではありませんが、毎日食べても美味しく食べれる食べ物だと思います。
沼のメリット
次に沼のメリットをみていきます。
カロリーとPFCバランスの計算が簡単
ダイエットの基本は、「消費カロリー>摂取カロリー」。
カロリーコントロールに加えて、PFCバランス(マクロ栄養素のバランス)を整えることで、健康に痩せることができます。
普通の食事で、カロリーとPFCを計算しようと思ったら、結構たいへんです。
毎食計量が必要ですし、1食食べ過ぎたら、次の食事をどうするか考えないといけないです。
その点沼は、1度作ってしまえば、あとは何も考えず食べるだけなので食事管理が圧倒的に簡単になります。
沼食ってりゃ痩せる、ってわけです。
手間がかからない
レシピをみてもらったらわかると思いますが、沼の調理は基本的に計量して炊飯器に入れるだけです。
調理自体には5分もかかりません。
寝てる間に、炊飯器が勝手に完成させてくれるので、食事を作る時間がかなり浮きます。
コスパが良い
また沼の材料は、すべて安価に購入することができます。
わかめとしいたけは、安いのを探さないといけませんが、ネットやディスカウントショップを探せば見つかると思います。
仮に毎食沼を食べるとして1ヶ月分の計算してみたところ、米やカレー粉といった大量に買うもの含めても、1ヶ月で2万円以下に収まりました。
痩せるし、時間は浮くし、金も溜まる。
沼やらない選択肢なくない?ってくらいのメリットがありますね。
沼のデメリット
じゃあ沼をやらない理由ってなんだろう?ってことでデメリットを考えてみます。
見た目が悪い
沼の見た目は、とても悪いです。
なにせ見た目から「沼」と命名されているくらいですからね。。。
オフィスに持って行って食べるのは少し勇気がいる気がします。
どろっとしている
沼はかなりどろっとしています。
食感が苦手な人はいるかもしれません。
初期投資が必要
成人男性が、沼で生活しようと思ったら、5号炊きの炊飯器では少し量が足りません。
(無理やり作ろうとしたら吹きこぼれます)
なので、10号炊きの炊飯器を買う必要が出てきてしまいます。
また、クッキングスケールを持っていない人は、クッキングスケールも買わないといけないですね。
トータルで1万円ちょっとくらいですが、初期投資がいるのはハードルが高い理由の一つかもしれません。
沼のバリエーション
沼にはいくつかのバリエーションがあります。
マグマ
マグマは、トマトリゾット風沼です。
セメント
セメントは、野菜メインの沼で、わかめが入っていないのが特徴です。
爽やかで食べやすいとのこと。
沼、やってみー
長々と書きましたが、沼はかなりメリットの多い食事です。
食費削減と、ダイエットのために、しばらくは沼メインで生きていこうと思います。
これ読んで、もし興味が湧いてきたら、ぜひ沼やってみてください。
ではまた書きます。
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