キャリアのVSOPについて

プログラミング

お久しぶりです。かきぴーです。

最後にブログを書いてから5ヶ月近く経ちましたが、この期間で、転職と引っ越しをしました。

転職活動の中でキャリアについて考えることが多かったので、現時点でのスタンスを書いてみようかと思います。

やりたいことが明確じゃない

僕は、「やりたいこと」が明確じゃありません。

2度転職した今ですら、自分が何をやりたいのか、仕事を通してどうなりたいのか、答えを絞ることができないです。

仕事って実際にやってみるまでやったことがない場合も多いと思うんですが、「やったことない」ことを評価するのって無理では?と思っています。

ですが世の中では、「やりたいことは何?わからない?自己分析ちゃんとしなよ!」みたいなこと言ってくる人もいて、「うるせー!!」ってなります。

まぁ、そんな感じでやりたいことがわからない僕ですが、今の所けんすうさんがnoteで書いていた「キャリアのVSOP」ってやつを意識しています。

https://kensuu.com/n/n27d563562bbe

キャリアのVSOP

キャリアのVSOPとは!

20代:バラエティ。いろいろやってみるのがいい。
30代:スペシャリティ。専門性で戦う。
40代:オリジナリティ。あの人っぽいよね、と言われるようにする
50代:パーソナリティ。あの人と仕事したい!と思われるようにする

20代は色々やってみて、30代には専門性を深めて、40代・50代と「自分の仕事」を作っていく、というのがキャリアのVSOPの考え方です。

けんすうさん曰く、「やりたいことが見つからない」若い人は「無駄な努力をしたくない」「努力が無限にできるほど夢中になれるものがあると信じてる」という心理状態にあり、無駄な努力回避の方策として「無駄な努力じゃない指針があったらやりやすいのかな」ということでVSOP理論を上げていました。

わかる。確かに無駄な努力避けたいって思ってる。VSOPみたいな指針があると気持ちが落ち着きますね。

※元ネタはちきりんさんのブログらしいです。

20代の自分は

僕は現在27歳なのですが、すでに2回転職をしています。

  1. 新卒で着物屋(店舗販売と商品管理を経験)
  2. SNSアプリのサーバーサイドエンジニア
  3. ITコンサル会社の開発チーム

今回、自社サービスを行っている会社からITコンサル会社に転職しました。

今の所の経験によると、

  • 店頭販売→激烈に向いていない
  • 商品管理→まぁまぁできるけど好きじゃない
  • エンジニア→割と好き

という感じです。

販売職の中ではコミュ障の部類に入るけど、エンジニアの中では喋れる方、でもエンジニアとしての勉強意欲にはちょっと欠けるというのが今の自分の立ち位置のようです。

下流極めるより上流に上がるほうがQOL高いのでは?と思っており、今回入社したITコンサル会社で、上流工程やシステムアーキテクト的な仕事を経験できたらなぁと思っています。

実際に上流をやってみてから、専門性を絞っていけたらなぁと思っています。

僕としては、やっぱり実際に体験しないと判断できないと思っているので、20代〜30代前半に体験したことの中から、集中投資対象を選ぶ感じになりそうです。

転職の思考法との整合性

思い出したので書いておきます。

転職の思考法」という本では、20代は専門性を使って仕事を取って、30代の経験に繋げろ!って書いていますが、多分「専門性」という言葉のスコープが若干異なる気がしています。

「転職の思考法」で、20代のうちに専門性をって言っているのは、早めに稀有な仕事を経験するためであり、「自分の周囲よりちょっと優れている」くらいのニュアンスだと思っています。

VSOPを語るときに専門性は、多分、転職市場全体とか世界中の人と比較しての専門性なので、スコープがもっと広いイメージです。知識x経験が必要なもののはず。

20代のバリエーションを通して自分の得意が見えてきたら、専門知識のインプットを増やし仕事をもらえるようにして、実際の実務経験の中で専門家として周知してもらう…みたいなのが一つの戦略としてありそうですね。

今後のキャリア

  • やりたいことがわからないので、VSOPを信じてやってみる
  • これまでの経験から、「上流工程」や「システムアーキテクト」に可能性を感じるのでチャレンジしてみる
  • もし違ったら、また方向性変える

まとめると↑のようになります。

やりたいこと分からなくても、目の前の仕事一生懸命やってみて、違和感感じたら方向転換して、また目の前の仕事一生懸命やって…みたいな感じで生きていたら、段々とキャリアが良くなってきた感じがしています。

「やりたいことがわからないよー」って人は、ぜひキャリアのVSOP意識してみてください。

ではまた。

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