こんにちは、かきぴーです。
最近、新しいコミュニティに入り、人間関係を含めた生活基盤が強固になってきました。
生活基盤が強くなったことで、生活基盤を安定させることの大事さに気づきました。
今回は、「生活基盤」について僕が最近考えていることを書いてみます。
生活基盤ってなんだろう?
なんとなく「生活基盤」という言葉を使いましたが、一般的に生活基盤とはどんな意味なのでしょう?
ググってみました。
生活の最も基礎的な部分に位置づけられる要素・事柄を意味する表現。生活の基盤。
weblio辞書より https://www.weblio.jp/content/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%9F%BA%E7%9B%A4
生活の基礎的な要素のこと…。
では、生活とは?
生活とは基本的に、命をつなぎ活動することであり、また生きながらえるために行う様々な活動である。(中略)
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B4%BB
現代人の生活の具体的な有様は、地域・文化・信仰・年齢・婚姻状態・家族構成・経済状態 等々の影響を受けており、実に多様である。
住居、家庭の人間関係、学校、学校での人間関係、仕事場・勤務先、仕事での人間関係など、人の生活をとりかこむものを指して「生活環境」と呼ぶことがある。
現代人にとっては、ただ生きることだけではなく、
- 住居
- 家庭の人間関係
- 学校
- 学校での人間関係
- 仕事場・勤務先
- 仕事での人間関係
なども生活と呼べる、と考えて良さそう。
私的な定義
僕の感覚で、生活基盤=生活の基礎にある要素を定義してみます。
- 衣食住
- 睡眠
- 複数の人間関係
- 娯楽
- 仕事
あたりが必須の要素かなって思います。
一応、これらの要素の選定基準は、「ストレスなく生きるために、僕が最低限必要と感じたこと」たちです。
これらの要素の質が、QOL(人生の質)を決めていくのだなーっと思います。
ボロボロの服をきていたら、不潔ですし、周りからの扱いも雑になってしんどいです。
食べ物が美味しくなかったら精神を病みますし、壁の薄い家・他の住人が怖い家だと安心して眠れません。
睡眠が足りなかったらしんどいのは当然ですし、人間関係も大事。
人間関係に関しては、1つだったら「そこが破綻した時どうしよう」という思考が生まれて、多大なストレスを感じてしまうので複数必要です。
娯楽も必要。
楽しめるもの、情熱を注げるものがあるから生きていられる。
そして、それらを実現する収入を稼ぐための仕事。
仕事はお金のためだけでなく、自己効力感を高められる場でもあるので、とても大事だと感じています。
各要素の質が高くなればなるほど、生きていくための生活基盤は強固になっていくと、思います。
生活基盤が安定していないとき
僕は、大学のとき、実家を出て上京しました。
19歳当時の僕は、初めての一人暮らしで家事がまともにできず、男子校で見た目を気にせず生きてきたため見た目がださく、内気なのでコミュニティに入るのも失敗し、奨学金頼りでバイトもせず、自分が何を好きなのかもよくわかっていない、「目の前が真っ暗」状態でした。
実家からも遠く離れていたので、人間関係ほぼゼロ。
生活基盤のほとんどの要素が不十分。
当時の自分を振り返ると、以下のような状態に陥っていました。
- 一発逆転ばかり考えてしまう
- 目の前のことが手に付かない
- 利己的になる
一言で言うと、「現実から目を逸らしている」状態です。
現実を直視したくないので、霧の中、自分本位な幻に向かって突き進んでいたように思います。
そういう状態なので、射幸心を煽るような発言にすぐに惑わされます。
詐欺のようなものに30万円払ったり、よくわからん情報商材を数万円で買ったり、宗教団体みたいなのの勧誘を受けたり(入らんかったけど)、マルチ商法のセミナーに何度も呼ばれたり(入らんかったけど)しました。
他にも、今思えば恥ずかしいこと、というか当時の自分的にも恥ずかしいことをたくさんやりましたね。。。
僕の場合は、霧の中を突っ走るなかで、崖に落ちたり、泥に足を取られたりはしつつも、結果的にライティングスキルを身につけたり、見た目が改善されたり(大学のときダイエットに成功。初期よりだいぶましになった)、対人能力が改善されたり、いつの間にか生活基盤がだいぶマシになっていました。
とはいえ、ここまでトータルで6、7年かかっており、めちゃくちゃ遠回りしたなーって感じです。
大学時代の賢い同期たちはすでにもっと遠くに行っており、僕ももっと現実みて動ければよかったのになって悲しい気持ちになります。
生活基盤が安定したとき
「生活基盤が安定したな」と実感したのは、ここ数ヶ月の話です。
先に挙げた、生活基盤の私的な定義の5つの要素のうち、「複数の人間関係」以外の要素は、2019年ごろにはある程度形になっていたのですが、人間関係は「家族とのつながり」と「会社とのつながり」だけの状態でした。
2019年時点では、一発逆転を狙い情報商材に20万円払ってサイトアフィリエイトを始めたけども続けられず、目の前の仕事には楽しさを見出せない、非常に鬱屈した毎日。
それが、とあるオンラインコミュニティに参加してから、劇的に改善しました。
そのコミュニティは、心理的安全が確保されたサードプレイスという感じで、僕は「シェアハウスみたいだな」と思っています。
起きた変化としては、以下の感じ。
- 日々の生活を良くしよう、という意識が強くなった
- 楽しいと思える日が増えた
- 継続できるようになった
- 仕事の不満が気にならなくなった
オンラインコミュニティに加入したことにより、生活基盤を構成する、最後の1ピースが埋まった効果だと思います。
おかげさまで、朝のルーティンは100日に迫っており、ブログ更新も過去最長日数を更新し続けています。
終業後、または土日に、楽しいと思えるイベントが入るようになったことで、仕事への不満で悶々とする時間が減りました。
お金の使い方にも変化が生じており、こないだは26万円もするMacBook Proの購入を決断。
現実的に、どうすればもっと幸せになれるのか?を考えて動ける場面が増えたと思います。
マズローの欲求階層説
少し脱線するのですが、上記のようなことを考えていて、マズローの欲求階層説を思い出しました。
マズローの欲求階層説とは、心理学者のアブラハム・マズローが提唱した、人間の欲望を5段階に分類した理論です。

ピラミッドのしたの方から順に、
- 生理的欲求:生理的欲求は生きていくのに必要な欲求(「食欲」「排泄欲」「睡眠欲」など)
- 安全欲求:身の安全を求める欲求
- 社会的欲求:友人や家族、何かしらのコミュニティに受け入れられたいという欲求。
- 承認欲求:他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求
- 自己実現欲求:「あるべき自分」「理想の自分」になりたいと願う欲求
へと順に上がっていきます。
現代では、SNSでマウントを取り合うようになったことで「承認欲求」を過剰に煽られ、「好きなことで生きていく」というプロパガンダで「自己実現欲求」を過剰に煽られているのかもしれないなと感じます。
そういう環境では、『「承認欲求」が満たされているのが当たり前、「自己実現欲求」が満たされるのが当たり前、だから満たせていない自分は劣っているのだ』と感じてしまう人が増えてしまうかも。
そして、以前の僕のように、一発逆転に縋り始めるかもしれない。
その人に本当に必要なのは、安全や社会とのつながりなのかもしれないのに。
「一発逆転を狙うのは、現代病なんじゃないかな?」とかそんなことも考えてしまいますね。
生活基盤が揺らいでいるときの自分に言ってあげたい話
脱線しましたが、「足元固めようぜ!」って話でした。
多分、生活基盤は強固になればなるほど、質が高まれば高まるほど、幸福度が上がるのではないでしょうか?
満足できる衣食住、深い睡眠、心から楽しいと思える複数の人間関係、めちゃくちゃに情熱を注げる趣味、そして仕事。
右肩上がりで、生活を良くしていけたら良いなーって思います。
でも、もしかしたら、そうならないかも知れないなとも思います。
手に入れた生活基盤が崩れる時がくるかもしれない。
きっと今の精神状態も、生活基盤のいずれかが欠ければ、忘れてしまうのだと思います。
もし未来の僕がこれを読んでおり、生活基盤が揺らいで精神が不安定になっているのなら、まず生活基盤を整えるための小さな一歩を踏み出してみては?と言いたいです。
生活の中で感じるストレスを少しでも軽減できるようなお金の使い方、時間の使い方をしてみては?
一発逆転を狙うんじゃなくて、小さくても、自分にできることを積み上げようって。
なんだかまとまりませんが、今日書きたいのはこのくらいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また書きますね。
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