まんがでわかる 7つの習慣を読んで③〜第四、第五、第六の習慣

読書

こんばんは、かきぴーです。

今日も「まんがでわかる 7つの習慣」についてまとめていきます。

前回までの記事はこちら。

初回:まんがでわかる 7つの習慣を読んで①〜インサイドアウトと第一の習慣

前回:まんがでわかる 7つの習慣を読んで②〜第二、第三の習慣:終わりを描くことから始める:最優先事項を優先する

「第四の習慣:WIN-WINを考える」について

WIN-WINという言葉は、かなりポピュラーになってきているのでご存知の方も多いかと思います。

  • 自分は得をするが相手が損をしている:Win-Lose
  • 自分は損しているが相手だけ得している:Lose-Win
  • 双方損をしている:Lose-Lose
  • 双方納得し、得をしている:Win-Win
  • 取引をしない:No Deal

7つの習慣では、人間関係を上記の6つに分け、Win-Winが達成できないならNo Dealにしようと言っています。

漫画の中で出てきた以下のセリフが刺さりました。

相手に何か言われたからってお返しにちょっとでも言い返したりしたら、相手はそれよりさらにトゲのある言葉で返してくるだけだからね

何か言われると、つい言い返したくなるんですが、そうすると言い合いになって双方損をしてしまいます。Lose-Loseですね。

そうではなく、「売り言葉に買い言葉になりそうだな」と思った時点で会話を降りるのが大事だと書いてありました。

めちゃくちゃ思い当たる節があったので、とても反省しています。

また、WIN-WINになるには、「自分を主張する勇気と、相手にWinを与える思いやり」と「相手との深い信頼関係」が必要だともありました。

信頼関係、勇気、思いやり、いずれも大事だと思うので、意識していきたいところ。

「第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される」 について

「まず理解に徹し、そして理解される」は傾聴の習慣です。

これは第四の習慣とも関連して書かれています。

7つの習慣によると、相手との信頼関係を築くには「共感を伴う傾聴」が必要です。

漫画の中では、

人の話を解釈したり、評価したりせず、ただ話を受け止める

という風に書いていました。

自分自身に活かすとすれば、

  • 「無意識の上下関係を作ってしまっていないか?」
  • 「自叙伝的反応(自分の場合、に当てはめて聞くこと)に陥っていないか?」
  • 「上部だけの傾聴もどきをしていないか?」

というのを意識していく必要があると思います。

「第六の習慣:シナジーを作り出す」について

「シナジー」も有名になった言葉ですよね。

シナジーとは「1+1が2以上になる!」みたいな意味です。

この本では、シナジーを作り出すためには、「違いを尊重すること」と「忍耐」が必要だと書いてありました。

漫画の中で、

どちらかの言い分を通しては、一方はただ引いただけになってしまう
違うもの同士だからぶつかるんだ
でもそこでコミュニケーションを諦めてしまっては何も生まれない気がするけどな

というセリフがあり、印象に残っています。

自分自身に活かすとすれば「(人間関係で)妥協を選んでいないか?」という質問を用意する、などでしょうか。

アサーティブかどうか?

第四〜第六までの習慣は、人間関係に関するものでした。

7つの習慣では、私的成功と公的成功を分けており、第四〜第六は公的成功に繋がる習慣となっています。

第二、第三の習慣が、「イシューからはじめよ」と関連していたように、第四〜第六の習慣は「アサーティブ」という考え方が根っこにあると思いました。

アサーティブを検索すると、以下のように出てきます。

アサーティブ(assertive)とは、「自己主張すること」という意味です。 ただし、ここでいう自己主張とは、自分の主張を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うことを指します。 つまりアサーティブ・コミュニケーションとは、お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーションのことです。

違いを尊重するコミュニケーション、つまり「勇気、思いやり」のあるコミュニケーションということですね。

アサーティブなコミュニケーションを行うから信頼関係を築くことができ、シナジーを作り出すことができ、WIN-WINな関係になっていくんだと思います。

第四〜第六の習慣は、コミュニケーションの中で現れる習慣なので、一朝一夕では身につかないと思いますが、少しづつでも自分のコミュニケーションを見直していきたいと思います。

今日書きたいのはこのくらいです。

また書きますね。

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