こんにちは、かきぴーです。
いま「まんがでわかる 7つの習慣」という本を再読しています。
名著「7つの習慣」を解説している漫画で、主人公の歩という女性が「バーセブン」というバーでの出来事を通じ、成長していくというストーリーです。
漫画としても面白く、7つの習慣の内容も、すっと入ってくるのでおすすめの一冊となっています。
具体例が載っていると、頭に入りやすいですよね。
今回は、こちらの漫画から「序章:インサイドアウト」と「第一の習慣:主体的である」についてまとめてみます。
「インサイドアウト」について
インサイドアウトは、7つの習慣の前提となる考え方で、一言で言うと「原因自分論」といえるでしょう。
周りの環境がどうあれ、その出来事の捉え方や、それに対する振る舞い方は自分で決めることができるという話です。
漫画の中で刺さったセリフがあったので、引用しておきますね。
嫌な客なんて世の中にいない、だからもし君がそう思うなら、君に問題がある
バーセブンで働き始めたばかりの歩が、男性客と口論になりそうになったあとに、バーのオーナーが言ったセリフです。
厳しいですが、とても大事な考え方です。
僕も、「嫌なことを、人のせいにしてしまっていないだろうか?」とかなりぐさっときました。笑
自分の中に内面化し、当たり前にできるようになりたいなと思います。
インサイドアウトの考え方を、自分のものにするには、日々の振り返りで以下のような質問をしてみると良いかな、と思いました。
- (嫌なことに対して)人のせいにしていないか?
- もっとスマートに対応することはできなかったか?
- 次同じ場面がきたらどうするべきか?
日々を振り返り、こういうことを自問し、記録に残すことで、インサイドアウトを内面化することができるんじゃないかな。
「第一の習慣:主体的である」について
「主体的である」は、インサイドアウトとかなり関連している考え方で、些細なことでも「自分で選ぶ」を意識するという習慣です。
漫画の中で、刺さったセリフがたくさんあったので、ご紹介。
「与えられた環境でどう振る舞うか?」でしか人間は前に進むことはできないのに
雨が降ってきたことに文句を言っても、雨は止まない
受け身で人と関わっているだけでは、自分らしい成果は得られない
自分らしく成長するには、自分の周りに積極的にはたらきかけていかないと
「受け身で人と関わっているだけでは、自分らしい成果は得られない」というセリフは、耳が痛すぎて死ぬかと思いました。
自分から人にアプローチをかける習慣、自分から率先力を働かせる習慣をみにつけていきたいな、と思います。
また、説明部分に書かれていた、「影響の輪」と「関心の輪」も意識したいなと思いました。
「影響の輪」は自分が影響を及ぼすことができる範囲で、「関心の輪」は気になるけど、手出しできない範囲です。
解説部分には、影響の輪に集中することで、少しづつ結果を変えることができるようになる、とあります。
自分がいま意識を向けているのものが、影響の輪の中にあるのか、はたまた関心の輪にあるのかを見極めたいところ。
「ニーバーの祈り」的態度で生きたい
神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
いくら主体的であろうとしても、変えれるものと変えれないものがあります。
- 他人
- 会社のルール
- 社会情勢
- 身体的なコンプレックス
これら自体を変えることは困難ですが、これらとの向き合い方を変えるのはいつでもできるはずです。
変えれるものにフォーカスし、自らの行動を変えることで、結果として現実が変わる。
こういう努力を繰り返しているうちに、いつの間にか変えられないと思っていたものも変わっているかもしれません。
第一の習慣をものにするためのアイデア
僕は、先月から日次レビューや週次レビューといった、振り返りの習慣に取り組んでいます。
振り返り方を工夫することで、第一の習慣を内面化することができるんじゃないかな、と思っています。
- (嫌なことに対して)人のせいにしていないか?
- もっとスマートに対応することはできなかったか?
- 次同じ場面がきたらどうするべきか?
- 自ら率先して、周りに働きかけたか?
- 関心の輪に、煩わされていないか?
- 主体的な言葉遣いをしているか?
現在、日次レビュー・週次レビューのやり方を見直しているところです。
まだ取り入れられていませんが、今後スムーズにできるレビュー方法を見つけるつもりなので、また経過をご報告しますね。
今回書きたいのはこのくらい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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