こんにちは、かきぴーです。
昨日に引き続き、「TaskChute Cloud再入門講座」についてまとめます。
前回の続きになりますので、まだの人はこちらもどうぞ。
「習慣育成サイクル」を実践した記録はこちら!
「習慣育成サイクル」の全体像
「小さな習慣を育てる」ための習慣である、習慣育成サイクルの中身をみていきましょう。
全体像としては以下の流れになります。
- 実行
- 記録
- 振り返り
- 習慣化
- 再実行(以降繰り返し)
やることを決めて実行する、それを記録する、振り返って調整する、次の日も実行するという感じですね。
これを毎日回すのを習慣にするのが、習慣育成サイクルになります。
習慣育成サイクル:実行
実行のフェーズでは、本当にやるべきタスクをベースに1日の計画を立て、それに沿って動いていきます。
実行時のポイントは以下の3つです。
- 本当の仕事を選ぶ
- 現実的な計画を立てる
- 先送り0にする
「1日の計画」と言われると、つい分刻みで細かな計画をたててしまいがちですが、それは超上級者向けの計画です。
ここで立てる計画はもっとミニマムで大丈夫。
- 9時ごろから30分くらい、ブログを書く
- 17時ごろから30分くらい、プログラミングの勉強をする
みたいな感じで、2〜3個程度のタスクから始めるのがおすすめです。
ただし、計画するタスクは、自分にとって一番重要といえるもので、これなら絶対に着手できるという量にしましょう。
習慣育成サイクル:記録
計画を立て、それを実行したら、実行した内容を記録しましょう。
具体的には、
- 開始時刻と終了時刻
- やってみてどんな気持ちになったか
あたりを記録できると良いです。
記録をとって行動を可視化することにより、無意識の行動を自覚することができたり、内的報酬を発見することができたりします。
内的報酬とは、給料とかご褒美とかの外的報酬と異なり、「やることそのものが楽しい」という感覚のことです。
ゲームとかスポーツに内的報酬を感じる人は多いんじゃないでしょうか?
ブログを書くとか、勉強するとかの自分を磨く行為をやっていく中でも、「考えが整理されてすっきりした」とか「記事数が増えて嬉しい」とか「新しいことをしれて満足」とか内的報酬があったりします。
内的報酬を自覚していると、習慣化を加速させることができますよ。
習慣育成サイクル:振り返り
予定していたタスクが完了したら、振り返りの時間をとりましょう。
記録を読み返して、1日を思い出す感じですね。
「見積もり時間と差があったなー」とか「これは集中できたなー」とか「ここのパフォーマンスは微妙だったなー」とかを思い返します。
こうやって振り返りを行うことで、事実から問題とパターンを見つけることができます。
問題とパターンを分析したら、「今日1日を、もう少しよくするにはどうしたら良いだろう?」と考え、次の一歩を検討しましょう。
習慣育成サイクル:習慣化
振り返りまで終わったら、今日のタスクを明日以降の計画に組み込んでしまいましょう。
タスクシュートクラウドでは、「ルーチン」として設定することで、翌日以降も同じタスクが現れます。
ここでのポイントは以下の3つ。
- 行動を儀式化する
- 同じタイミングで実行する
- 小さな習慣を成長させる
儀式化とは、一連の流れとしてやるっていうことです。
たとえば「ブログを書く」というタスクでは、
- エディタを開く
- 今日の記事のページを新規作成
- テーマを決める
- 書きたい内容を箇条書きする
- 段落を作る
- 文章を書く
- WordPressに貼り付け
- 細かなチェック
- 公開
みたいな手順があります。
もっと簡単なタスクだと、「コーヒーを入れる」では、
- 電気ケトルでお湯を沸かす
- マグカップにインスタントコーヒーを入れる
- お湯を注ぐ
の3ステップですね。
この流れを決めてしまうこと、そして実行タイミングをなるだけ固定化することが習慣化には大事です。
そして「小さな習慣を成長させる」とは、振り返りで得た、次の一歩を反映させようということです。
ルーチンを設定するときには、振り返りを元に、「これはもっと短くて良いなー」とか「これはもっとやりたかった」とか「これ、本当はやりたくないからやらない」とか、修正を加えたものを追加します。
習慣育成サイクル:再実行
これで一連の流れは全部なんですが、翌日以降も「実行」フェーズから回していきます。
ここで重要なのが以下のポイントです。
- 成功パターンを再現する
- 2週目もルールを守る
- 何周も回す
「成功パターンを再現する」とは、うまくいった1日目をもう一度やるということにフォーカスしましょうということです。
そのためになるだけルーチンとしたタスクを優先し、その日特有のタスクや、割り込みタスクを後回しにすることが大事です。
また「2週目もルールを守る」とは、実行フェーズのルールである「本当の仕事を選ぶ」「現実的な計画を立てる」「先送り0にする」を守るということです。
そして、習慣育成サイクルは毎日回すものなので、1日で完成させようとせず、何回も回すことを大事にしましょう。
タスクシュートクラウドは習慣育成サイクルを回すのに必要な機能が全てある
やることを整理します。
- 本当にやるべき仕事をベースに1日の計画を立てる
- 計画を実行する
- 実行するたびに、開始時刻と終了時刻、その時の気分を記録する
- 1日の終わりに振り返りをする
- 振り返りを元に翌日以降のルーチンを見直す
- 翌日も、本当にやるべき仕事をベースに1日の計画を立てる
このサイクルを回すことで、良い習慣を身に付け、ハイパフォーマンスな毎日を過ごせるというわけですね。
ただこの習慣育成サイクル、普通にやるとなかなか大変です。
グーグルスプレッドシートとかを使ってやれないこともないんですが、結構面倒臭いと思います。
タスクシュートクラウドは、上記の全てを効率的に回せるように設計されているので、習慣育成サイクルを回したい人にはめちゃくちゃおすすめです。


何せ、jさんがタスクシュートを使う中で生まれたメソッドが習慣育成サイクルですしね。
僕も4ヶ月ほど使っていますが、非常に良いので、普通におすすめです。
習慣育成サイクルは毎日回すのが肝
途中何度か書きましたが、習慣育成サイクルは毎日回すのが大事です。
毎日回すからこそ、最初は小さな習慣でも、数週間と立つうちに大きな習慣に育っていきます。
なので「 習慣育成サイクルを回す」という習慣を身に付けることが、全ての鍵になるんですね。
というわけで、セミナーのまとめ記事は以上になります。
長くなってしまったので、セミナーの内容を、僕自身がどのように活用するか?についてはまた別記事を書きます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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