TaskChute Cloud再入門講座まとめ前編〜ハイパフォーマンスを維持するのは難しい

習慣化

こんにちは、かきぴーです。

昨日は、jMatsuzaki株式会社が主宰するオンラインセミナー「TaskChute Cloud再入門講座」に参加しました。

タスクシュートクラウド(以下TCC)に挫折してしまった人向けに、使いこなすためのファーストステップをサポートするセミナーだったのですが、挫折していない人でも、なんならTCCを使ったことがない人にもためになる内容でした。

  • 生活習慣を改善したいが、うまくいかない
  • 仕事でのパフォーマンスをあげたいけど、タスク管理が苦手
  • 第二領域に取り組む時間を増やしたい
  • クリエイティブな活動に費やす時間を増やしたい

こういう欲求がある人にはめっちゃおすすめの内容です。

今回は、こちらのセミナーを受け、自分なりに咀嚼した内容をまとめておきます。

※「セミナーそのもののまとめ」ではなく、「セミナーを受けた上でのかきぴーの解釈」ですので、話してた内容とイコールじゃないのでご了承ください。

めちゃくちゃ濃い90分でしたので、前後編に分けてお届けしますね。

※前編は、前置きの話メインになっています。本題は後編のほうをチェックしてみてください!

ハイパフォーマンスを維持するのは難しい

価値のある仕事を行うためには、当人のパフォーマンスってめちゃくちゃ重要です。

しかし、高いパフォーマンスを発揮するのは難しいですよね。

一瞬あるいは1日だけ頑張るのはできるかもしれませんが、そのパフォーマンスをずっと維持するのは不可能に思えるでしょう。

We can be heroes,just for one day
「たった1日だけならヒーローになれます」
David Bowie

デビットボウイの言葉に上記のようなものがあるらしく、これは「一瞬めっちゃ頑張って、次の日グダグダになる」ことを指しているそうです。

テスト前日の一夜漬け、締め切り前の徹夜作業、夏休みの最後の1週間に宿題を片付けようとする…。

非常に心当たりがあります。。。

ハイパフォーマンスを維持するための2つのアプローチ

パフォーマンスの波をコントロールし、ハイパフォーマンスを維持する方法はあるのか?

jさん曰く、2つアプローチがあるそうです。

長期的な目標を立てる

1つ目のアプローチは、長期的な目標を立てること

  • 人生の長期的な目標を立てる
  • そこから逆算し、やるべきことを考える
  • 日々の自分の行動をモニタリングして、ずれたら軌道修正する

というわけですね。

こちらのアプローチは、いろんな人がいろんな表現で発信しているやり方です。

この「長期目標」アプローチ、実は、失敗率が高い方法だといえます。

理由は以下の2つ。

  • 目標を意識し続けることと、軌道修正することが、当人の意志力頼りであること
  • 時代の変化が激しく、長期目標自体がずれうること

特に意志力頼りっていうのは、なかなか辛いです。

失敗したら「自分はなんて意思が弱いんだ。。。」って自己嫌悪に陥りますからね…。

今日1日にフォーカスする

もう1つのアプローチは、今日1日にフォーカスすることです。

遠い未来を見る1つ目のアプローチと対極的に、今日一日という足元に意識を集中させます

どういうことかというと、「満足度の高い1日を過ごし、それをベースに習慣を構築することで、満足度の高い1日を再生産する」ことです。

  • 「今日一日をうまく過ごす」ことにフォーカスする
  • うまくいった1日を再生産する
  • うまくいった1日を習慣化する

これだけ聞くと、「今日一日をうまく過ごす」のも「うまくいった1日を再生産する」のも、結局意志力頼りでは?と思うかもしれませんが、今回のセミナーは意志力に頼らなくてもできるようにするためのセミナー。

意志力に極力頼らないですむように、めちゃくちゃスモールステップ、かつ具体的な指針を打ち立ててくれています。

その中でもコアとなる考え方が「小さな習慣を育てる」です。

小さな習慣を育てる

習慣化の話でよく出てくるのが、「なるだけ小さく始めよう」という考え方です。

腕立て伏せを習慣にするなら、1回から始めて慣れてきたら少しづつ回数を増やしていこう、ってやつですね。

ですが、「小さく始める」だけでは以下のような問題が発生します。

  • 小さな習慣は飽きる(結果が見えないことが多い)
  • 小さな習慣を増やしすぎてしまう(結果が見えなくて焦る)
  • 小さな習慣から目標達成につなげるのが難しい

例えば、マッチョになろうと思って筋トレを始めたのに、腕立て1回だったら、何日続けても体は変わらないでしょう。

マッチョに近づいているという実感が持てなければ、逆にモチベーションが下がってしまうことかもしれませんよね。

これの解決策が「小さな習慣を育てる」です。

参考記事:習慣は続けるだけでなく育てる

小さく始めるだけじゃなくて、大きな習慣に育てて、大きな成果を得ようってことですね。

そして「小さな習慣を育てる」を実践するための方法が、「『小さな習慣を育てる』習慣を身に着ける」ことです。

『小さな習慣を育てる』習慣を身に付けるための「習慣育成サイクル」というシステム

今回のセミナーでは、「小さな習慣を育てる」ための具体的な仕組みとして、「習慣育成サイクル」が提案されました。

『小さな習慣を育てる』習慣=「習慣育成サイクル」を日常的に回すこと、です。

わかりにくくなってきたので整理しますね。

  1. 「習慣育成サイクル」が身につく
  2. 小さな習慣が育つ
  3. ハイパフォーマンスな毎日

こういう流れです。

この話を聞いて、「一つのドミノ倒しに影響が広がっていくイメージ」や「角を抑えて、一気に盤面が白くなるオセロのイメージ」が頭に浮かびました。

「習慣育成サイクル」という1つの習慣が、他の日常すべてをよくしていく…とてもエキサイティングですね!

長くなってきたので、今日はここまで。

続きはこちらからどうぞ!

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