「バグリスト」というセルフマネジメントツールを推す記事

人生論

こんにちは、かきぴーです。

今日は、僕がセルフマネジメントの一貫としてつかっている「バグリスト」という考え方を紹介します。

  • モヤモヤしたときに、モヤモヤをうまく解決することができない
  • 怒りや悲しみを引きずってしまい体調が悪くなりがち
  • 自分の感情をハンドリングするのが苦手

という人には役に立つかも。

バグリストとは?

読書猿さんの著書、アイデア大全で紹介されていたテクニックです。

この本では、10分間時間を決めて嫌なこと・不愉快なことを紙に書き出す方法をバグリストと名付けていました。

僕が今運用している方法とは少し異なりますが、これも非常に良い方法です。

バグリストのメリット

本家バグリストのメリットは主に2つ。

1つは、気持ちがすっきりすること。

集中力を要する作業の前に、バグリストを行うことで、雑念を外部に吐き出すことができ集中力がアップします。

もう1つは、アイデアの源泉になることです。

自分が悩んでいることは、他の誰かの悩みである可能性もあります。

こういった日常の不愉快さを解決する方法を考えることで、それがそのままビジネスアイデアになったり、ブログや本のネタになりうるんですね。

バグリストの活用方法

僕は上記のテクニックをベースとして、常駐バグリストを作っています。

使い方は簡単。

嫌なことがあったら都度書き出し、気持ちをリフレッシュさせるだけです。

たまに、寝る前とかに時折時間を決めて書き出すのもやります。

主に、気持ちのリフレッシュと自身の認知の歪みチェックのために活用しています。

バグリストがあると、不愉快を拡散させずに済む

バグリストの活用方法その1は、不愉快を拡散させないで、気持ちや思考を外部化すること。

嫌なことがあると、ついSNSなどに書き込みたくなりませんか?

ですが、SNSで不愉快なことを発信してしまうと、観た人に不愉快を伝染させてしまいます。

これって、自分自身にとっても非常にマイナスな行動です。

不愉快を拡散すると発生するマイナスは大きく2つ。

1つは、よりマイナスなものを集めてしまうこと。もう1つは、ポジティブなフォロワーを遠ざけてしまうことです。

人間って、共感すると喜ぶ生き物なので、不愉快な発言をして共感したら反応したくなってしまいます。

そうすると1つの不愉快な発信に、似たような不愉快な出来事が集まってくるんですね。

それを観て、不愉快な気持ちを再生産してしまいますし、「自分は悪くないんだ!」という信念を強めてしまい、どんどん不愉快ループから抜け出せなくなります。

また、ポジティブな人・前向きな人は、上記のような不愉快な発信をしている人を観たら、近づかないようにする人が多いです。

僕自身、不愉快な発信を見かけたら、発信者をブロックなりミュートなりして、二度と視界に入らないようにします。

僕がポジティブかどうかはおいておくとして、周囲の人を無駄に遠ざける要因になってしまうんですね。

なので、不愉快さを無作為にばら撒くのは、割と悪手だと思っています。

あと、単純に観た人たちを不愉快にさせたくはないよね。。。

後から見返せるのが大事

バグリストの活用方法その2として、後から見返すというのがあります。

不愉快なことを書き出し、一旦外部化したら、気持ちが少し落ち着くことが多いです。

それを忘れたことに見返すことで、自分の認知の歪みが見えたり、根本解決へのアイデアが生まれたりします。

特に、「認知の歪み」はめちゃくちゃ可視化できて面白いですよ。

「これ、めっちゃキレてるけど、自分にも非があったな」とか「もっとスマートな対処方法あったな」とか気づきが満載です。

元気がある時、思いついた時で構わないので、バグリストを振り返るのはおすすめですね。

タスク管理ツールやメモ帳でOK

僕はnotionという、オンラインのメモ帳みたいなやつを使って記録しています。

notionを使っている理由としては、フォーマットを色々いじることができ、アレンジが効きそうだと思ったからです。

ただ、ぶっちゃけ書き出す先は、振り返りさえできればなんでもよいかなーと思っています。

紙のノートでも、todoistなどのタスク管理ツールでも、エバーノートなどのメモ帳アプリでもですね。

避けた方が良いのは、ルーズリーフや切り離すタイプのメモ帳でしょうか。。。

書いた後にちゃんと管理できるならそれでも良いかもですが、個人的には書いたものが勝手に溜まっていく方が好みです。

バグリストおすすめです

誰も巻き込まずに、気持ちの整理ができる(できないこともある)ので、バグリストはめっちゃおすすめの方法です。

書き出しても気持ちが緩まないときは、早急な対応が必要なストレスだとわかります。

そういうときはストレスの対象(人間関係ならその相手)などに直訴してみたり、もうどうしようもないやつなら気分転換に本や漫画を読んだりと、本格的なストレスコーピングに乗り出しましょう。

今日書きたいのはこのくらいです。

この記事が何かの参考になれば嬉しいです。

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