こんにちは、かきぴーです。
今日は昨日に引き続き、バターコーヒー断食の話をしようと思います。
- 断食に興味あるけどやり方がわからない
- 断食したいけど酵素ジュース高すぎて無理
- 正月太りをできれば1週間でなんとかしたい
そんな人の参考になるかなと思います。
バターコーヒー断食の4つのメリット
- 酵素ジュースがいらない
- (比較的)空腹感が少ない
- 体重の落ちが早い
- 腸内環境がリセットされる
バターコーヒー断食をすると上のような効果を得られます。
腸内環境に関しては他の断食でも得られる効果ですが、上3つはバターコーヒー断食特有かなーと思いますね。
なんでそんなメリットが得られるのか?
以下のような理由があります。
糖質代謝と脂質代謝について
まず大前提として、人間の体を動かすにはエネルギーが必要です。
※このエネルギー、正式には「ATP」(アデノシン三リン酸)というらしいです
そんでエネルギーを生み出すためには、「糖質」か「脂質」が材料として必要なんですね。
最近流行の糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエットでは、糖質を制限し、脂質を多くとることで、脂質代謝(脂質をエネルギーに変えるモード)に切り替える!という手法をとります。
脂質代謝になると、贅肉もエネルギー源として活用されやすくなるんですねー。
ちなみにケトジェニックダイエットという名前は、脂質代謝になったときに体内に現れるケトン体という物質からきています。
酵素ジュース断食で辛い点
で、ここからが本題なんですが、酵素ジュースを使った断食では体が脂質代謝に切り替わりにくいという問題があります。
酵素ジュースは、究極の発酵食品なので腸内環境にはとても良いとは思うんですが、無視できない量の糖質が含まれているんですね。
なので酵素ジュースを飲んでしまうと、体が「なんや、糖質あるやん。まだこれでいけるで。」と脂質代謝に切り替わるのが遅くなる、というわけです。
ここで「糖質代謝の何が悪いの?別によくない?」っていう疑問が出てくると思うんですが、糖質代謝のまま断食をすると結構しんどいです。
なぜなら、ケトン体(脂質)という糖質代わりのものを活用できていない状態だからです。
断食中、バターコーヒー断食だろうと酵素ジュース断食だろうと、体内の糖質は足りない状態になります。
中途半端に糖質をいれることで、脂質代謝に入るのが遅れるので、空腹が辛い状態が長引くでしょう。
バターコーヒー断食をしたとき体で何が起きるのか?
一方でバターコーヒー断食ならどうなるか?
さくっと脂質代謝に変わります。
可能な限り糖質を減らし、その代わりに脂質代謝に導いてくれる特殊な油を体内に摂りいれるからですね。
そんで脂質代謝に入ると、空腹感そのものは落ち着きますし、それなりに活動できる感じになります。
また、贅肉を燃やしてエネルギー源にするので、この状態で動き回ると動いた分やせることができます。
めっちゃお得ですね。
腸内細菌は一度死ぬ
あと、腸内環境のリセットもできます。
これはバターコーヒー断食だけでなく、他の手法でも得られる効果ですね。
腸内細菌は、人間が食べるものを餌にして生存しているので、食糧が断たれるとどんどん餓死していきます。
3日も断食すればほぼ全滅させることが可能です。
そんで、腸内細菌を全滅させるメリットは、その後の食事の仕方次第で善玉菌優位の環境に作り直すことができること。
悪玉菌が多い状態だと、便秘、冷え性、肥満、肌荒れ、自律神経の乱れなど様々な悪影響が起こりがちです。
でも悪玉菌が蔓延っている腸内環境を整えるのは、普通時間がかかります。(1、2ヶ月くらい?)
断食だったら最短1週間でリセット!
アンド発酵食品(善玉菌がくっついている)+食物繊維(善玉菌の餌)大量摂取で、善玉菌優位の腸内環境へ!
という感じです。やったね。
バターコーヒー断食はケトジェニックダイエットと相性が良い
まとめると、「バターコーヒー断食は素早く脂質代謝に入るから、いろいろ良いことがある!」という感じです。
ちなみにバターコーヒー断食とケトジェニックダイエットはとても相性が良く、バターコーヒー断食後に、そのままケトジェニックダイエットに移行するとスピーディーにダイエットすることができます。
僕的にかなりモチベーションが上がった動画をシェアしておきますね。
この動画では具体的なやり方は説明されていなかったんですが、おそらく脂質代謝系の断食+ケトジェニックダイエットで痩せたんだと思います。
僕自身は、ケトジェニックダイエットがあまり得意ではない(糖質だいすき。お米だいすき)ので、通常の食事に戻りつつありますが、短期間で痩せるのを目指す人はチャレンジしてみても良いのではないでしょうか?
今日書きたいのはこのくらいです。
次回は、バターコーヒー断食のやり方について解説します。
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