こんにちは、かきぴーです。
昨日、オンラインコミュニティ内で、話した内容が面白かったのでシェアします。
強みの生かし方についての話ですね。
「強み」を知るための方法
ここでいう「強み」とは、以下のような要素を持った能力のことです。
- 自然に、当たり前に、ストレスなくできること
- やっていて楽しいこと
- 周りと比べて突出していること
- 人から感謝されること
大きな成果を得るためには「強み」を活かすことが大事、というのを前提として、「強み」を活かすには、「強み」を知ることと「強み」を活かす戦略を立てることの2ステップが必要ですね。
ツールを使う:ストレングスファインダー
強みを知る方法の1つが、ツールを使うことです。
ストレングスファインダーが有名ですね。
上の本を買うと、アクセスコードが手に入るので、そこからストレングスファインダー診断ツールを使うことができます。
ストレングスファインダーを使うと、34個に細分化された資質のうち、上位5つを教えてくれます。
僕の場合は、以下の5つですね。
- 戦略性:目的地までの道筋が見える
- 親密性:少ない友人と深く繋がる
- 内省:内省が得意
- 個別化:一人ひとりの個性に着目する
- 信念:核となる普遍的な価値観を持っている
ツールを使う:ウェルスダイナミクス
もう一つおすすめできるのが、ウェルスダイナミクスです。
内向的(スチール)か、外向的(ブレイズ)か、直感型(ダイナモ)か、体感覚型(テンポ)かの4属性をベースに、レーダーチャートみたいなやつを出してくれます。
ストレングスファインダーと異なり、あなたの才能はこれ!っていう感じではなく、スチール40%、ダイナモ40%、ブレイズとテンポは10%ずつですねーみたいな感じで表記されます。
ハンターハンターの水見式に似ていますね。
ストレングスファインダーよりも抽象的な分、応用はしやすいです。
長期戦略を立てるのの参考になります。
基本は、トライアンドエラーで知っていく
とはいえ、ツールだけで、強みを把握するのは難しいです。
どんなに詳細なテストだったとしても、所詮は万人に向けて書かれたレポートなので、あなた個人のオーダーメイドな強みを見つけることは不可能でしょう。
なので、基本的には、興味があることにチャレンジする→後日、振り返って内省する、というステップが大事になってきます。
興味の種を失わないこと、興味の種を見つけたらチャレンジしてみること、しっかり振り返って今後の判断に活かすことが大事です。
だんだん強みが見えてきた
僕も、トライアンドエラーは繰り返しています。
新卒で着物屋に入り、3ヶ月ほど接客を経験したんですが、完全にミスマッチでした。
その後、商品管理部門に移って少しマシになったものの、あまり楽しくはありませんでした。
この辺りを振り返ってわかるのは、対人能力(特に接客)はめちゃくちゃ弱みで、事務処理はできるけど好きじゃ無いという特性です。
一方、今の仕事(エンジニア兼ライター)は、業務そのものにストレスを感じることなく行えており、「プログラミング」「ライティング」あたりは、「強み」に近い能力なのだとわかります。
このように、「何かをやってみる→後から振り返る」というのが、一番具体的な強みを教えてくれます。
「強み」はあくまでも手段レイヤーの話
そんでここからが本題。
「強み」を活かすにはどうしたらよいでしょうか?
ゴールを意識するのが大事
「強みにフォーカスしよう!」と考えると、つい強みから物事を考えたくなりますよね
ですが強みから考えると、かなり選択肢が狭まってしまうでしょう。
無闇に選択肢を狭めないためにも、やりたいこと(ゴール)から逆算するのが大事だったりします。
クリエイティビティを発揮したいなら?
たとえば、「事務作業がめちゃくちゃ得意で、細かい情報の整理とか余裕だけど、クリエイティブなことが苦手」なYさんがいたとします。
「強み」ベースで考えると、「企画とかは、他の人に任せてサポートに徹する」となるかもしれません。
でも、もしYさんが「企画職につきたい!!」と強く願っていた場合、強みが合わないからそれを諦めるのって悲しいですよね。
解決策の一つは、Yさんの強みである「細かい情報の整理とか余裕」を活かし、過去効果的だった企画案の資料をかたっぱしから集めることです。
名著「アイデアのつくりかた」では、アイデアは、既存のアイデアの組み合わせであると書いています。
圧倒的な情報量をコントロールし、素晴らしいアイデアを生み出す可能性は十分にあるでしょう。
営業成績をあげたいなら?
たとえば、「内向的で、人と関わるのが苦手だけど、営業職についてしまった」Kさんを想定してみましょう。
営業成績をあげないと出世できないが、どうにも周りのやり方ではうまくいかないと悩んでいるとします。
解決するには、Kさんの「内向的」という特性を活かすべきでしょう。
営業用のスクリプトを見直し、PDCAを細かく回すのです。
営業の度に、自分用の内省レポートを作成し、どのセリフで反応が悪くなったか、逆にどのセリフが刺さってそうだったか、たくさんPDCAを回して営業用スクリプトを精査していくべきです。
根気よくPDCAを繰り返していけば、安定的に売り上げをあげられるようになるかもしれません。
同じゴールでも、複数のアプローチがある
もちろん、ゴールにこだわりが無いなら、自分の得意なフィールドに移住するのは非常にありだと思います。
ですが、もしどうしても達成したい目標があり、それは一見自分の強みでは達成できなさそうであっても、アプローチを変えるだけでスムーズに達成できるかもしれません。
今日書きたいのはこのくらいです。
昨日話していて、我ながら面白い話だなーと思ったのでまとめてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちなみにですが、同じテーマの以下のnoteが面白いので、よかったら読んでみてください。
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