好きを仕事にするってなんだろう②

自己分析

こんにちは、かきぴーです。

昨日書いた「好きを仕事にするってなんだろう①」という記事が、思ったより反応をいただけたので、続きを書いてみようかと思います。

「好きを仕事にする」意義を考える

そもそもこんなこと考えているのはなぜ?

友人の以下のツイートを見たのがきっかけです。

端的にいうと、なんとなく内省してみた、ということですね。

ただ、このままなんとなくで続けるのは辛いので、内省のゴールを定めてみようと思います。

あえてゴールを決めるとするなら、「仕事に対する幸福度をあげるアプローチを検討したい」になると思います。

最終的に、「仕事への幸福度をあげるにはこうすれば良いんだ!」というのが、自分の中で深まれば成功です。

「好きを仕事にする」の誤解:特定のスタイルを指しているわけではない

この話を続けていく前に、1つだけ誤解を解いておきたいなと思っています。

僕が題材にしているのは、あくまでも「好きを仕事にする」ことであって、特定のスタイル、例えばyoutuberとかブロガーとかを指しているわけではありません。

youtubeが、「好きなことで、生きていく」をキャッチコピーとして宣伝してしまったために、「好きなことを仕事にする=youtuberになる」みたいな刷り込みがあると思っています。

仮にyoutuberだけをイメージしていないとしても、どうしても表に立って活動している人たち(ブロガーしかり、漫画家しかり、です)に目がいきますが、別にそうじゃなくても「好きを仕事にしている」人たちっているんじゃないかな?と思っています。

具体例は出せませんし、近くにモデルがいるわけでもありませんが。。。

なので以降の話は、「特定のスタイルを指して話しているわけではない」というのだけ念頭において読んで欲しいです。

それぞれの立場から考えてみようのコーナー

前提を共有したので、今日のテーマに移ります。

今日のテーマは、「そもそも『好きを仕事にする』意義ってどこにあるのか?」です。

  • わざわざ「好きを仕事に」を目指す意義あるの?
  • それとも意義ないの?
  • 意義があるなら、どんな良いことがあるの?

というのですね。

ちなみに、僕は「意義ある派」なので、以下は「意義ある派」視点での話になります。

「好きを仕事にする」の意義ある派の意見

なんで「好きを仕事に」を目指す方が良いのか?と聞かれると、以下のような理由が思い浮かびました。

  • 好きなことを仕事にできれば、仕事中の幸福度が上がる
  • 仕事をやる時間はとても長いので、その時間好きなことができれば最高
  • 好きなことしか本気になれないから

「好き」ってめっちゃバリエーションあるよね?っていう話については、別の記事に回すとして、「好きを仕事」にできればモチベーションは上がると思いますし、モチベーションが上がれば集中力も上がりそうだなと思います。

「好きを仕事にする」の意義ない派からきそうな反論

僕は意義ある派なので、意義ない派の気持ちを完全にトレースできていいないんですが、以下のような反論はきそうかなーと思っています。

  • 好きより、得意を大事にしたほうが良い(得意じゃないと辛いから)
  • 何よりもまず生活できるお金を稼げるのが大事だ
  • 好きなことに拘っていたら、できることの幅が狭まる
  • 好きを仕事にするんじゃなくて、仕事を好きになるべき
  • 好きなことで結果が出なかったら、好きなことを嫌いになりそう

正直どれも「わかる〜〜〜それな〜〜〜」という気持ちです。めっちゃわかる。

それでも「好きを仕事にする」のが良いんじゃないか?と思う理由

時代の変化の影響

今更僕がいうまでもないことですが、世の中は大きく変化しており、予測が不可能になってきています。

理由の1つはテクノロジーの発達スピードの上昇。

13年前は、スマホなんてほとんどの人が持っていなかったわけですからね。(本格的に流通し出したのは2007年のiPhone発表から)

もう1つは、コロナの流行で、ただでさえ予測が難しくなっていた未来が、全然見えなくなりました。

みんな嵐の中を突っ走っています。

予測が難しいとき、企業はどうするのか?というと固定費を下げようと考えるわけで、人件費も削減の対象になっているでしょう。

そうなると、「なんとなく会社に在籍する」というムーブの難易度は年々あがっていると言えると思います。

2、30年前は、もしかしたら「別に好きじゃなくても、なんとなく6割くらいの力で仕事を流しとく」というのも、効果的な戦略だったのかもですね。

対応策としての「個人のスキルアップ」

「なんとなく会社に在籍する」が封じられた時、真っ先に思いつく対策が「個人のスキルアップ」だと思います。

個人のスキルを上げて、社会から必要とされる人材になろう!というムーブですね。世知辛い。

こちらはテクノロジーの向上に反比例して、難易度が下がりました。

SNSの登場によって「個人の発信力」が底上げされましたし、SNS上での発信が活性化することで「情報取得の難易度」も下がりました。

これによって、興味のあることを独学で習得し、SNSを通じて収入につなげるというスタイルが生まれてきたのだと思います。

ただこれって、よっぽど好きじゃないとできないなというか、興味がないことにエネルギー注げないですよね?

個人が生き残るためには、興味のあることを伸ばしておくのは、必須なのかなーとか思います。世知辛い。

両立を目指したい

ただ、意味ない派の指摘もめっちゃわかる。

苦手なことやっていると心がおれそうになるし、生活費稼げないなら綺麗事いってる場合じゃねーよってなると思うし、「好きなことしかしません!」みたいになっちゃうとできることが枯渇しそうだし、目の前の仕事を好きになる努力もした方が良いと思うし、好きなことで結果を出せなかったら好きなことを嫌いになっちゃうかもしれない。

でも、これらの意見って「好きを仕事に」を目指さない理由にならないなって思うんですよね。

好きで、得意で、生活費が稼げる形があればそれが理想じゃないですか?

「好きなことしかしない!」と極振りすると変なことになるかもしれませんが、現実的に落とし込むアプローチはあるんじゃないかな?と思っています。

「好きを仕事に」は理想系だが、目指す価値はある

まとめます。

  • 「なんとなく流す」のは今の時代難易度が高いし、好きなことにしか本気になれないので、好きなことを仕事にするのは目指すべき
  • 好きと得意、好きとお金、好きと能力の幅を両立する道を模索したい

はなから「好きを仕事に」を諦める必要はないのかな?と思っています。

これを読んでいる人の「好き」がどんなものなのか?、「好きを仕事に」をどう捉えているのか?は想像するしかできませんが、「好きを仕事に」を目指して考えていくことで、今よりちょっとでも仕事への幸福度が上がると良いなーと思います。

今日書きたいのはこのくらい。

このテーマ書くの大変ですねー。

また気が向いたら続編書きます。

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