好きを仕事にするってなんだろう①

自己分析

こんばんは、かきぴーです。

友人のだいちさんの以下のツイートを見て、「好きを仕事にするって、よく聞くけど、どうなんだろうな(漠然)」と思いました。

「どうなんだろう」っていう問いがどうなんだろうって感じですが、自分なりに「好きを仕事にする」という考え方を噛み砕いてみようかな、と思います。

僕自身、内省途中のことなので、わかりにくいかもしれませんが、よかったら読んでみてください。

「好きを仕事にする」ってそもそもなんなの?めっちゃアバウトじゃない?

まず「好きを仕事にする」ってなかなかアバウトな概念ですよね。

一時期、youtubeで見かけた「好きなことで、生きていく」もなかなか訳わかんないな、と思います。

なので、最初にこの言葉を整理したいです。

「仕事」とは?

まず「仕事」から考えてみます。

ここでいう「仕事」は「金銭的な報酬が発生するもの」を指していると考えています。

さらに「好きを仕事にする」という文脈においては、「生活費を担保できる」or「生活費の足しになる」というニュアンスが含まれていると感じました。

生活費をベースに考えると、単発で売り上げが出るだけでは不足ですよね。

一回しか稼げないなら、来月から生きていくことはできません。

「仕事=生活費の足しになるもの」であれば、継続的に稼げることも条件に加えるべきでしょう。

なので今回は、「金額」と「期間(継続性)」の2軸で考えてみます。

↓期間 報酬→無報酬生活費の足しになる生活費以上
単発趣味臨時収入臨時収入
不安定継続趣味副業副業
安定継続趣味副業(複業)本業にできる

表にするとこんな感じかな。

「生きていく」とか「仕事」という言葉の雰囲気から、「お金になっているか?」を一つの基準と考えると、無報酬の「好きなこと」は趣味になるかなと思います。

また、もし収益が発生していたとしても、継続の見込みがなければ「臨時収入」でしかないかなーと思っており、「仕事」と言い切るには出力が足りなさそうだなと思います。(一発で年収分くらい稼げたなら話は別ですが…)

「収入が発生していて、ある程度継続の見込みがある」というのが、「仕事」の定義かなーと思います。

「好き」とは?

問題は「好き」の方です。

「好きを仕事にする」や「好きなことで、生きていく」という言葉の中心は、「好き」の方にあると思っており、こっちの方が考えることが多そうでした。

「好きを仕事にする」という場合、「好き」を何かしらの形で「仕事=収入が発生していて、ある程度継続の見込みがある状態」に結びつける必要がある訳ですが、

  • どういう「好き」をどうやったら「仕事」になるのか?
  • 「仕事」にならない「好き」はあるのか?
  • 逆に「仕事」になりやすい「好き」はあるのか?

みたいな疑問が湧いてきますよね。

そのために、まずは「好き」という言葉の解像度を高めたいなーと思いました。

「好き」を構成する要素って、バーっと考えただけでも、以下の要素があります。

  • 「好意のレベル」について(どちらかというと好き / 機会があればやるレベルでは好き / 積極的に求めるレベルで好き / なかったら困るレベルで好き)
  • 「好意の方向性」について(対象と動作がある / 動作には「受動的な動作」と「能動的な動作」がある)
  • 「好意の発生タイミング」について
  • 「好意の理由」について

たとえば、だいちさんのように「テニスが好き」という場合。

  • テニスの観戦が好きなのか?
  • プレイヤーとしてプレイするのが好きなのか?
  • 教えるのが好きなのか?

という分岐があり、もし観戦が好きなら、

  • プロの試合が好きなのか?
  • 知り合いの試合が好きなのか?
  • 素人の試合が好きなのか?

という違いがあるでしょうし、同じ「プロの試合が好き」という場合でも、「好きな理由」は異なるでしょう。

  • 特定の好きな選手がいる
  • 鮮やかなプレイをみるのが好き
  • 白熱した展開をみるのが好き
  • 誰が勝つのか予想するのが好き

もし、「テニスをプレイするのが好き」という場合はどうでしょうか?どういう瞬間を好きだと感じているのか?

  • 勝利の瞬間が好き
  • ボールを打ち返した時の感触が好き
  • ラケットを振り回すのが好き
  • ギャラリーの歓声が好き
  • ギリギリの鬩ぎ合いが好き
  • 終わった後、みんなで話すのが好き

同じ対象(テニス)への「好き」も、細分化すれば、無限のバリエーションとグラデーションがあるように思います。

もしかしたら、自分の中の他の「好き」と比較し、抽象化すれば、「テニスが好きなんじゃなくて、ゲームに勝つのが好きだったんだ…!」とかなるかもしれませんね。

「好き」について考えるだけで日がくれる

「好きを仕事にする」とか「好きなことで、生きていく」ということを考えてみましたが、「好き」ってやばいですね。

これだけで1日使えそうなくらい広がりそうでした。

他にも、「仕事における『好き』の比率がどのくらいに達すれば、『好きを仕事に』したと言えるのか?」とか、そもそも「『好きを仕事にする』意義ってどこにあるのか?」とか、いろいろな問いが浮かんできますね。

沼が深そうなので、また気が向いたときに、書いてみることにします。

今日はこのくらいで。

ではまた。

※追記

続きだよ。

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