エッセンシャル思考を再読していたので感想

読書

こんばんは、かきぴーです。

最近、ブログの更新が夜中になってしまっており、リズムの崩れを感じています。

あまりよくないので、正していきたいところ…。

今日は、エッセンシャル思考という本を再読していました。

読んだ感想をまとめておきます。

エッセンシャル思考とはどんな本か?

一言でいうと、「より少なく、しかしよりよく」という考え方(エッセンシャル思考)を身に付けるための本です。

  • 第1パートではエッセンシャル思考とは何か?身に付けるメリット
  • 第2パートでは最優先事項を見極めるための判断力の養い方
  • 第3パートでは実際に仕事を断るためのテクニック
  • 第4パートではエッセンシャル思考を習慣にするための仕組み作りについて

上記のような構成で書かれています。

エッセンシャル思考とイシューからはじめよの関連

エッセンシャル思考とイシューからはじめよは、かなり関連のある本だと感じました。

「イシューからはじめよ」が、知的生産という1点に絞って書かれていたのに比べて、エッセンシャル思考の方が人生全般に適用しやすい話だったと思います。

僕が読んだ感想で比較してみます。

イシューからはじめよ

  • メリット:書かれている内容が詳細で、洗練されている
  • デメリット:知的生産のみが対象(仕事や研究の場を想定)

エッセンシャル思考

  • メリット:人生全般が対象
  • デメリット:ノウハウがふわっとしている、感覚的な印象をうける

「より少なく、しかしより良く」というコンセプト自体は同じですが、対象範囲がかなり異なります。

その結果として、書かれているノウハウも、イシューからはじめよの方が詳細だったなーという印象です。

エッセンシャル思考と7つの習慣の第一と第二、第三の習慣との関連

エッセンシャル思考は、7つの習慣の第一の習慣「主体的である」と第二の習慣「終わりから考える」、第三の習慣「最優先事項を優先する」とも関連しています。

「選ぶ」ことを選ぶ
p53

これはまさに「主体的である」という習慣だと感じました。

選択肢に対して、選ぶことに主体的であろう、というのがエッセンシャル思考の根幹をなしています。

「もしたったひとつのことしかできないとしたら、自分は今、何をやるのか?」
p52

自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。
p27

この二つは「終わりから考える」と「最優先事項を優先する」に関連しています。

自分にとって一番大事なことを見極め、優先順位を決め、それを優先するという考え方です。

エッセンシャル思考って、7つの習慣で言うところの「私的成功」を達成するための考え方なんですね。

エッセンシャル思考を実践するには、トレードオフを受け入れないといけない

読んでいて印象的だったのが、「トレードオフ」の話です。

トレードオフとは、どちらかを選ぶために、どちらかを捨てる必要がある状況のことを指します。

たとえば、昼飯にカツカレーを食べるのなら、ラーメンを食べるという選択肢を捨てる必要がありますよね。

また好きなものをお腹いっぱい食べるのと、ダイエットは、多くの場合トレードオフでしょう。

エッセンシャル思考を実践するには、トレードオフを当然のものとして受け入れる必要があります。

エッセンシャル思考では、一番大事な選択肢以外を、可能な限り拒否するので、常にトレードオフが発生してしまうんですね。

トレードオフを受け入れず、少しでも良い選択肢を残し続けると、それはエッセンシャル思考ではなくなってしまいます。

決断とは、何かを諦めること、なんていいますが、なかなか実践が難しい考え方ですね。

なんとか実生活に取り入れていきたいな、と思いました。

今日書きたいのはこのくらい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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