内向的人間が生存するために身に付けた、限界コミュニケーション術〜その1

コミュニケーション

こんにちは、かきぴーです。

昨日、オンラインコミュニティで以下の投稿をしました。

【ゆるぼ】 「内向的人間が生存するために身に付けた、限界コミュニケーション術」 ってタイトルの記事、興味ある方いられますか?

思っていたより反応があったので、まとめてみようと思ったんですが、かなり量が出てきてしまいました。

ですので、何回かに分割し、シリーズでお届けします。

コミュニケーションとはそもそも何か?

「何に悩んでた〜」っていう話から書こうかなって思ったんですが、長くなるんで、極力結論だけ書いていきます。

僕的には、「コミュニケーション=複数人数間での、意見や感情のやりとり(往復)」って定義できるかなって思っています。

  • Aさんの発言
  • Aさんの発言に対するBさんのレスポンス
  • Bさんのレスポンスに対するAさんのレスポンス
  • Aさんのレスポンスに対するBさんのレスポンス

みたいな形ですね。キャッチボール。

話をわかりやすくするために、「コミュニケーション」をさらに細分化していきます。

単純にカテゴリわけすると、4つ。

まず「目的」レイヤーで分類すると、「仲良くなりたい」→雑談、と「問題解決したい」→議論に、そして「手法」レイヤーで分類すると、言語コミュニケーションと身体的コミュニケーションに別れると思っています。

言語身体
雑談12
議論34

僕にとって苦手な順をあげると、2 > 1 > 4 > 3 の順で苦手です。

雑談におけるノンバーバルコミュニケーションが一番苦手で、議論における言語操作はまだマシって感じですね。

僕は大学生のころ、「このままじゃやばい。なんとかしなきゃ」って切実に思い、コミュニケーション能力を磨こうと取り組みました。

当時から雑談分野の方が苦手でして、その頃は1(雑談x言語)に関してもとても弱かったです。

※このシリーズで書くのは、雑談領域を非常に苦手としている人類が、なんとかして雑談っぽい何かを行うための健気な努力についての話なので、得意な人からしたら「え、そんなこと考えてんの?もっと気楽にやりなよ」って思われたりするかもしれませんが、生暖かく見守ってもらえると嬉しいです。

コミュニケーションで大事と思われること

コミュニケーションへの不安を抱えた僕がやったことは、大きく分けて2つ。

1つは本を読み、知識をインプットすることで、もう1つはなるだけたくさんの人と会ってみること。

その過程で「これはきっと大事だろう」と、確信を持てた要素を2つだけ共有します。

観察力

コミュニケーションで大事なこと1つ目は、「観察力」です。

観察力は、次の2つに分けられます。

  • 自分を観察すること
  • 相手を観察すること

自分への観察は、言いたいことを自分の中から探すことや、自分が感じていることを自覚するために使います。

また相手を観察して、相手の言いたいことや考えていることを想像することで、相手を思いやった発言をすることができます。

コミュニケーションは、自分と相手の意見や感情のやりとり(往復)なので、自分の中身が見えていないとボールを投げ返せないし、相手の中身を想像しないと的外れなところにボールを投げてしまいます。

だから、どっちも大事です。

理想論になってしまいますが、両方をみれれば自然なコミュニケーションが生まれると思います。

リラックスしていること

「自分も、相手も、観察できている状態」を得るために必要なのが、リラックスです。

次のような経験ってありませんか?

  • 美女(あるいはイケメン)を前にして、緊張しすぎてしまい、変なことを口走ってしまった
  • 大勢の前で発言する機会があり、緊張のあまり噛み噛みになってしまった
  • 苦手な人(あるいは恐怖を感じている人)を前にして、声が小さくなってしまった
  • アウェーな空気の中で、人と会話をしたら、思っていることが言えなくなってしまった

コミュニケーションが苦手な人は、上記のような状態が多発しているはずです。

ちなみに僕は、大学時代、電車に乗るだけで上記のような感じになっていました。生きる難易度が高い。

リラックスできていれば、上記のような悩みは自然と解決するはずですし、自分や相手を観察する余裕も出てきます。

自分自身からみても、気になるところを放置しない

コミュニケーションの問題を解決するためには、「人前でリラックスするための工夫をする」→「観察を意識しながらコミュニケーションする」の2ステップが必要、というのが僕の主張です。

僕が試してきた中で、一番効果があったリラックス方法は、「自分自身からみても、気になるところを放置しない」です。

ぶっちゃけ、人前でリラックスするための一番手っ取り早く効果的な方法は「自信を持つこと」です。特に見た目への自信です。

整形とか大幅なダイエットとかも、もちろん効果的ですが、どちらかというと「自分自身からみても、気になるところを放置していないですか?」ということをが大事です。

シワのあるシャツを着ているとか、ボロボロの靴を履いているとか、髪が伸びすぎているとか、そういうのを放置していると、急激に自信を失ってしまいます。

もしそういうポイントがあれば、それを改善するだけでも、人前でリラックスしやすくなる自分に気付けるはずです。

人前でリラックスできたら、最強

着物屋時代、同期で最速で店長になり、初年度からお店の予算(年間売上1億ちょい)を達成していた子がいました。

その子は、非常にほんわかしており、一見ゆるーい感じなんですが、どんな人の前でも物怖じせず、リラックスしているんですね。

リラックスできているから適切な受け答えができるし、リラックスできているから相手に安心感を与え、信頼関係を作ることができる。

「人前でリラックスする」という能力は、コミュニケーション能力の極みみたいな能力だと思っています。

僕はめちゃくちゃにビビリで、「リラックスする」というのがめちゃくちゃ苦手です。

大学生の頃よりかなりマシになったとは思うんですが、今でも人前で緊張してしまい、体に力が入ってしまうことが多いです。

もっとリラックスできるように、もっと自分に自信を持てるように、いろんなことに取り組んでいきたいなーと思う毎日です。

コミュニケーションの話から少し脱線した気がしないでもないですが、大事な話だと思うので書きました。

また書きます。

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