ブログにおける文体や口調についての持論

マーケティング

こんにちは、かきぴーです。

今日は、ブログの文体や口調について、現時点での僕の意見をまとめてみます。

一応実績は以下の通りです。

  • ランサーズで、ウェブライターとして認定ランサーを取得(2021/04/04時点)
  • 2020年7月〜2021年4月頭までで、少なくとも250本以上記事を執筆(めんどくさいので細かくはみていません。たぶんもう少し書いてる)
  • 毎日更新162日目
  • このブログ以外に、2つブログを運営中

それなりに文章を書いてきた方だと思っています。

これからブログを始める人や、ブログを始めたばかりで、文章に自信がない人の参考になれば幸いです。

そもそも文体とは?

文体とは、文章のスタイルのことです。

基本的なのは、「です・ます調」、「だ・である調」、「タメ口」などですね。

今回は、文の末尾だけでなく口調なども含めた、文章のスタイル全般の話を書きたいと思います。

大前提:目的によって正解となる文体や口調は異なる

いろいろな人が「読みたくなる文体はこれ!」「こうしたら読者が増える!」「おすすめの文体はこう!」という記事を書いていますが、個人的には、目的によってベストな文体や口調は違うと思っています。

「読者と友達になりたい」と思っている人が断定口調で強気に書くのは逆効果でしょうし、企業のHPで自信なさげな文章だと信頼を失ってしまうでしょう。

なので、文体うんぬんを考える前に、「記事の目的=読者にどんな行動をとって欲しいか」を自覚することが大事です。

目的としては、次のようなものがよくあるかなと思います。

  • SEOで上位表示し、アドセンス収入を発生させたい
  • アフィリエイトで収入を発生させたい
  • 自社への問合せを獲得したい
  • 自分のファンを作りたい=お気に入り登録や、SNSのフォローなど

読み手の立場と、自分の立場をはっきりさせると、文体が見えてくる

文章のスタイルを考えるに当たっては、目的だけでなく、誰が読者か?=ターゲットは誰なのか?も非常に重要です。

読者は、サラリーマンなんでしょうか?それとも、主婦でしょうか?はたまた、企業経営者なのでしょうか?

また、読者と著者の関係性も重要です。

対等な関係なのか?

それとも読者が上なのか?

はたまた著者が上なのか?

読者と同じ視点なら対等でしょうし、企業からの問い合わせが欲しい場合は読者が上かもしれません。

もし著者に何かしらの資格や実績があり、何かを教える立場なら、著者が上ということもあるでしょう。

ここの関係性で、どのような文体を選ぶべきかが異なってきます。

目的別、おすすめの文体

僕が知っている範囲になってしまいますが、目的ごとのおすすめの文体を整理してみます。

読者にファンになって欲しい

「読者にファンになって欲しい!」という場合は、「自分にとって違和感がない文体を目指す」のがベストでしょう。

「自分にとって違和感のない文体」を好きになってくれるのは、自分と似た感性の持ち主だと思います。

この「かきぴーらぼ」ブログでは、まさに「かきぴーにとって違和感のない文体」を意識していますね。

レギュレーションを決めているわけではないですが、基本ですます調、体言止めOK、たまにタメ口、読み易ければなんでもよしという感じです。

書き手のキャラクターによりますが、独自性をガンガン出すのも面白いと思います。

たとえばですが、以下のような文章スタイルは、読者の印象に残りやすいかもしれません。

  • 方言をガンガン出す
  • オネェ口調を貫く
  • 芝居がかった文体を貫く

僕の尊敬するjMatsuzakiさんなんかは、「芝居がかった文体を貫く」をずっと続けられていますね。

いずれにせよ、書き手自身が面白がって読める文章なら良いと思います。(自分で読んで変だな…と思うならリライトしましょう)

  • 目的:ブログへの再来訪、SNSのフォロー
  • 読者との関係:対等、または著者が上
  • アプローチ:自分が楽しめる文体で書く

(BtoB)問い合わせを獲得したい

依頼記事でよく書くパターンですね。

企業が、他の企業からの問い合わせを得るために書く記事です。

この場合は、権威性と丁寧さの両方を意識する必要がありますね。

基本的に末尾は「です・ます調」で、断言することを意識して書いています。

「でしょう」とか「思います」など、書き手の主観を示す文章を極力排除し、事実ベースで書くのが大事です。

  • 目的:企業への問合せ
  • 読者との関係:基本的に読者が上、でも専門分野に関しては自社が上
  • アプローチ:丁寧に、でも信頼されるように書く

(BtoC)問い合わせを獲得したい

個人向けに商材を販売している事業のPR記事ですね。

オンラインサロンの紹介文や、情報商材の紹介文、メルマガの登録を進める記事とかがこれにあたります。アフィリエイトもここに入るかな。

実はこれに関しては、ほとんど書いたことがないので、以下は想像の話になっています。ご注意ください。

BtoCで、問い合わせを獲得したい場合、おそらく権威性が大事になってくると思います。

文体としては、「です・ます調」 or 「だ・である調」 で、強気な文章を書くのが良いと思います。

自身の権威性を示しつつ、著者が上という立場を確立するための文章ですね。

(ここに関しては、想像で書いている部分が大きいので、違ったらごめんなさい)

  • 目的:問合せ獲得
  • 読者との関係:著者が上
  • アプローチ:強気に書く

文体はメディアごとに統一していこう

体言止めとか、てにをは的なのもの含む、文章の文体とかは、完全に記事と媒体によるなぁ。 依頼記事なら、その媒体の他の記事を読んで違和感ないように合わせるし、自分のブログは「自分にとって違和感がない」を前提に書きたい内容で変えているかも。

「読み返して違和感があれば都度修正」って感じなので、明確に言語化できぬ。。。 かなり感性によった書き方しているんだなぁって我ながら思う。

この記事を書く前に、ちょろっと書いたメモです。

最初に書いた通り、文体に正解はないと思っています。

あくまでもそのメディアの目的、読者との関係性によって、どうすべきかが変わってくると思うんですよ。

依頼記事ならメディアの色に合わせるべきだし、個人色を強く出すブログなら「自分にとって違和感のない文体」を目指すのが良いと思っています。

ただ、唯一よくないと思うのは、メディアの中で文体がバラバラになっている場合です。

名前を出しているライターさん複数名で書いている場合は別ですが、基本的には文体は統一した方が良いと思っています。

目的と読者って、ほとんどの場合はメディアに依存していますからね。

(名前を出しているライターさんが複数名で書いている場合、それぞれのキャラクター込みでメディアを作っている可能性があるので、それは別。)

というわけで、ブログの文体と口調の話でした。

僕としては、個人ブログはそれぞれの色がでて当たり前だと思っているので、文体とかを外から指摘するのはナンセンスだと思っています。

だから、こうした方が良いなんて言えないし、これはおかしいとか言えないです。

自分の色、出していきましょう。

ではまた。

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