時間があればできるってもんじゃない

独立・フリーランス

こんばんは、かきぴーです。

ここ最近のマイブームは、「エネルギーとアウトプット」についての考察です。

何か特定のアウトプットを出したい時、「大量の時間があればできるのか?」と言われるとそうでもないと思います。

むしろ、期限が存在しないと、だらだらしてしまって進むものも進まなくなるイメージ。

今回は、「時間じゃないなら、何があればアウトプットを出せるんだろうか?」という考察です。

何事も時間があればできるってもんじゃない

最初に書いた通り、時間が大量にあったとしても、それに比例してアウトプットが増えるかと言われると、そうではありません。

実際には、期限がないものに対しては、だらだらしてしまったりして、大したアウトプットがでないことの方が多いのではないでしょうか。

アウトプットの量や質を高めるために必要なものが、時間ではないのであれば、それは一体なんなのか考えていきます。

時間よりエネルギー

まず、時間よりもエネルギーの方が大事なのでは?というのが最近の考えです。

ここ数日「4つのエネルギー管理術」という本を読んでいるんですが、この本の中では、肉体、情動、頭脳、精神の4つのエネルギーがあり、それぞれを適切に管理するのが高いパフォーマンスを発揮するのに必要と書かれています。

これは本当にそうで、インフルエンザの状態でまともに仕事できるわけないですし、10時間連続で試験を受けた後の勉強の質は低いでしょう。

上記の例は極端だったかもしれませんが、2時間だらだら勉強するより、30分集中した方が多くのことをインプットできた、という経験がある人は多いと思います。

同じ単位の時間でも、エネルギーが充実しているかどうか?でアウトプットの質は変わってきます。

なので、アウトプットを高めるために、エネルギーは必要です。

エネルギーだけじゃなく動機付けも必要

じゃあエネルギーがあればアウトプットが出るのかって言われたらそうだとも思わなくて、そのアウトプットを出すための動機付けも重要だと思います。

いくらエネルギーがあったとしても、アウトプット(勉強や仕事の成果)ではないものに向けてしまっては意味がありません。

エネルギーを正しく運用できているか?ということですね。

エネルギーに方向性を与えるためにも、動機付けはとても大事だと思います。

「やるぞ!」って気持ちが湧いてくるにはそもそもエネルギーが必要だとは思いますが、エネルギーがあっても「やるぞ!」にならない時もあるので、「やるぞ!」を生み出すための理由づけが必要です。

整理された手順書があればなおよし

エネルギーがあって、やる気(動機付け要因)もあるが、やり方がよく分からなくて空回りしてしまうこともあるかと思います。

もちろんそういった場合でも、時間をかけて粘り強く取り組めば、何かしら進捗は出せるとは思いますが、整理された手順書があると捗ります。

仕事だとマニュアル、勉強だとカリキュラムでしょうか。

「これとこれとこれができればOK!」がわかんないと、エネルギーとやる気のぶつけどこがわかんなくなりますよね。

「整理された手順書」は、エネルギーとやる気のぶつけ先になってくれます。

そして、「確かに進んでいる」という実感は、ポジティブな情動のエネルギーを増やし、やる気を増幅させてくれるでしょう。

期限がある方が良い

最後に欲しいのが期限です。

期限がないものは、無限に続けることができてしまいます。

特に仕事とかだとそうで、完璧なものを目指せば、いくらでもやることが出てくるので、ある程度で締め切るのはトータルのアウトプットを増やすために重要です。

期限があることで、そこまでに終わらせるために、集中力を発揮しますし、工夫をしはじめます。

期限によって得られた集中力や工夫が、アウトプットをとても良いものにする気がします。

時間より大切なもの

というわけで、良いアウトプットを出すために必要なものを整理してみました。

  • エネルギー
  • 動機付け
  • 手順書
  • 期限

すでにアウトプットする対象が決まっている場合、これらの要素が揃っていれば、良いアウトプットが出るんじゃないかと思います。

書き終えてみて思ったんですが、この前段階に「イシューから始めよ」的な「そもそも何に取り組むか?」という課題があり、「正しいイシューに取り組んでいる」という前提がなければワークしない話だったかもしれません。

まぁ取り組むべきイシューがわかっていても、取り組む余裕がないとか、取り組む気力がないとか、取り組み方が分からないとか、いつまでもやれば良いのかわからないとか、いろんな障害はあるので、そこを突破するために必要な要素ということでしょうか。

今日はここまでにしておきます。

ではまた。

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