こんばんは、かきぴーです。
昨日、一昨日も、エネルギーについての記事を書きましたが、「アウトプットを増やしたい!」がここ最近のテーマになってきています。
今日は、これまでの持論を受けた上で、「じゃあどうすればアウトプット増えるの?」っていうのをまとめてみます。
エネルギーのお話のあらすじ
前回までのかきぴーらぼは!
- アウトプット増やすには、「エネルギー」と「動機付け」と「手順書」と「期限」が必要なんでは!?
- 「エネルギー」って、「1つの状態(モード)にいられる耐久値」のことじゃね?
ということを書きました。
詳しくは、以下の記事をご確認ください。
アウトプットを高めるために必要なことは?
- 適切なイシューに取り組むこと
- 自分自身をより適切に稼働させること
僕が思うに、より生産的であるには、上記の2項目をクリアする必要があります。
名著「イシューからはじめよ」にもあるように、「どんな問題に取り組むか?」によってアウトプットは大きく変わります。
120%の力を発揮して、どうでもよい問題を解決したとしても、大きな成果は得られないです。(個人的に好きですけどね。そういうの。)
どうでも良い問題を完璧に解いたとしても、もらえる点数は10点とかかもしれません。
ですが世の中には、「これを解決すれば、1億点もらえる」みたいな問題が存在します。メタルスライム的なやつですね。
「イシューからはじめよ」では、こういうメタルスライム的なのを「イシュー」と呼び、「イシューに取り組もうぜ!」って言ってる本です。
ですが、たとえイシューを見つけたとしても、それに向かって十分な力を発揮できるかどうかは別の話。
イシューに向かって十全な力を発揮するためにも、「自分自身をより適切に稼働させること」が大事になります。
前々回の記事で書いた、「アウトプット増やすには、「エネルギー」と「動機付け」と「手順書」と「期限」が必要なんでは!?」というのは、自分稼働率をあげるためのお話と言えるでしょう。
今回の記事でも、自分稼働率をあげるための話を書いていこうと思います。
「適切なイシューに取り組むこと」の話は別の機会に。
「エネルギー」ってそもそもなんなの?
「元気があればなんでもできる」というセリフがありますが、「エネルギー」の確保はとても大事だと思うので、「動機付け」と「手順書」と「期限」は置いといて、「エネルギー」に焦点を絞りました。
でも「エネルギー」ってそもそもなんなのでしょうか?
個人的には、「1つの状態(モード)にいられる耐久値」を指すと考えています。
人間は様々なモジュールの組み合わせで出来ており、それぞれのモジュールの状態の組み合わせで、全体的なモードが決まります。
そして、生きている限り、1つのモードに永遠に止まり続けることはできません。
起きてるモードと寝ているモード、集中しているモードとリラックスしているモード、パニックなモードと冷静なモード。
多数のモードを行き来する中で、いろいろな物事をこなし生きてるわけですね。
各モードは、一定の強度の出来事、一定の時間を経ると、別のモードに切り替わります。
この各モードを維持できる時間と強度を、耐久値という言葉で表してみました。
世間では、体力、精神力、意志力、HP、MPなど、様々な表現で表されているとおもいますが、こいつらの正体が「各モードの耐久値」なんじゃないか?という説ですね。
ここまでが前回までのサマリーです。
リズムが大事なのでは?説
ここから考えていきたいのは、「アウトプットを高める」ための「エネルギーの適切な管理方法」はなんなのか?ということです。
僕は、「いろいろなモードをこまめに切り替える戦略」を提唱したいと考えています。
「エネルギー=とあるモードの耐久値」説を前提に考えていますが、耐久値(エネルギー)を使い切ると疲弊してしまい、意図しないタイミングで別のモードになってしまいます。
しかし、耐久値がそこを尽きる前に別の状態に遷移することができれば、最初のモードでつかった耐久値は回復していきます。
そして、各モードにはそれぞれ最適なタスクがあると思っています。
たとえば「肉体」が緊張していて、「認知」がシステム2思考な時は、論理的な思考に集中できるので、プログラミングのタスクをこなすのに適しているでしょう。
一方、「肉体」が弛緩していて、「感情」がポジティブな状態で人と接することができれば、相手に良い印象を与えられるはずなので、家族との時間をとるのに適しています。
このように複数のモードを行き来することで、疲弊することなく、各モードに適したタスクをこなすことができるんじゃないでしょうか?
「4つのエネルギー管理術」では、「消費と回復の往復運動」が大事だと書かれていました。
これは、僕の「エネルギー=耐久値」説や「こまめにモード切り替え戦略」と矛盾しません。
- 緊張するタスクをしたら、次に弛緩するタスクをする。
- 集中力を要するタスクをしたら、次に単純作業をする。
- 1人で黙々とするタスクをしたら、次に人と会うタスクをする。
というように、細かくいろんなモードを行き来するリズムを作れば、生産的に過ごすことができるはずです。
つまり「無限リフレッシュ」ということ
この話、実はいろんな人がしています。
昔「アメトーーク」で、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが提唱していた勉強法に、「無限リフレッシュ」と呼ばれる方法があります。
(中田さんは慶應義塾大学の卒業生。勉強できます。頭良いです。)
「無限リフレッシュ」とは、国語を勉強して疲れたら数学を、数学を勉強して疲れたら日本史を、日本史を勉強して疲れたら英語を…と、科目を切り替え続けることで、無限に勉強できるという理論です。
科目によって脳味噌の使う部位が違うから、1カ所疲れたら別の場所使えば良いってことですね。
僕の尊敬するブロガーであるjMatsuzakiさんも、こちらの記事で、「集中作業と単純作業を交互にやるとずっと仕事できる」と語っています。
人や環境、目的(仕事か勉強か)などによって、モードの粒度は異なりますが、いずれにせよ「複数のモードを使い分けることで、通常より遥かに長い時間、自分を稼働させられる」ことが見えてきます。
中田さんは認知モジュールの中で、使う能力によって分割していましたが、実際には、肉体モジュールや、感情モジュールの状態も変えていけば、もっとパワフルに稼働し続けられるでしょう。
エネルギーとリズムとアウトプット
というわけで、今日書きたかったのはここまで。
エネルギーを適切に管理できるようになりたいですね。
またかきます。
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